国有林野事業で行われている保護林制度のひとつ。
1991年の制度改正により設けられたもの。指定の基準は、
(1)日本の主要な森林帯を代表する原生的天然林の区域で、原則として1,000ha以上の規模のもの<br />
(2)その区域でしか見られない特徴を持つ希少な原生的天然林の区域で、原則として500ha以上の規模のものとされ、現在26箇所、320千haが指定されている。ユネスコの「人間と生物圏計画(MAB計画)」の考え方を取り入れ、コアー、バッファーを組合わせた保護方策が採られ、保護の効果を上げている。
森林生態系保護地域
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